国際親善試合 日本代表 VS パナマ代表 雑感

日時 2018年10月12日(金)19:35
試合会場 デンカビッグスワンスタジアム
試合結果 3-0 日本代表勝利

日本対パナマの試合を見たので雑感を少し。前半は見ることが出来なかったので、後半からの感想になる。

日本代表フォーメーション
15
大迫
8
原口
9
南野
14
伊藤
18
三竿
17
青山
4
佐々木
20
槙野
16
富安
3
室屋
12
権田

この試合の日本代表は、おおまかに下図のような攻撃の形が見られた。
日本対パナマ
森保監督は広島でミハイロ・ペトロヴィッチ監督のサッカー、いわゆる「ミシャ式」を引き継いで3度のJリーグ制覇を果たした監督だが、この試合では、ビルドアップについてはミシャ式の3バックと、オーソドックスな4バックの中間ぐらいのサッカーをしている、という感じだった。基本的には左SBが守備的、右SBが攻撃的というサッカーで、左はSBが余り上がらない分、トップ下や左SHがオープンスペースを比較的自由に使う、右はSBが積極的に上がり、右SHと連動する、という感じだった。
フォーメーション的には4-2-3-1だが、守備的に振る舞っていた左SBの佐々木が左のCB、攻撃的に振る舞っていた室屋が右のWBと捉えるなら、広島の時の形と大きな違いはないのかなと。ただし、本家のミシャ式のように、CBの間にボランチの青山が必ず下りるわけではなく、ビルドアップに詰まった時の変化形としてそれを行う、というレベルの頻度だった。

翌週にはウルグアイとの親善試合が予定されていて、この試合に出られなかった選手を試すと考えられる。役割的には佐々木の所を酒井宏樹に、槙野のところを吉田に、富安のところを三浦に、室屋のところを長友に代えればキャラクター的にもスムーズにターンオーバー出来るのかなと。代表ではこれまで長友が左SB、酒井宏樹が右SBだったが、パナマ戦の形を引き継ぐなら逆の方が良い。また、長友が左、酒井が右とした場合も、長友がSH的、酒井がCB的、という風にするべきだと思う。

それ以外のポジションで言うと、大迫のところが川又、原口のところが中島、南野のところが北川、伊藤のところが堂安、三竿のところが遠藤、青山のところが柴崎、という形で交換可能になる。このあたりは選手選考の段階でそう言うプランだったと考えられる。