利き足サイドでプレーするSBに良くあるミス。J1第10節 柏レイソル VS セレッソ大阪

日時 2017年5月6日(土)14:03
試合会場 日立柏サッカー場
試合結果 1-0 柏レイソル勝利

この試合唯一のゴールは、セレッソの左SB丸橋が右足でクリアしたボールが柏のFWクリスティアーノに当たってそのままゴール、という不運な(柏にとってはラッキーな)もの。
ただ、クリアを相手に当てない、というのはDFとしては当然気を使わなければならない部分なので、半分は丸橋のミスであるとも言える。
丸橋は左利きの左SBだが、彼のように利き足サイドでプレーしているサイドの選手は、あまり逆足を使う機会が無いため、逆足でのクリアがミスになってしまったり、スライディングを無理やり利き足側で行って失敗してしまったり、つまりは「逆足慣れしていない」ことによってミスしてしまうことが良くある。
丸橋は攻撃の時には中に入ることも多く、決して右足が全く使えない訳ではないのだが、能動的なプレーの時は良くても、受動的なプレーで、咄嗟に、という時の右足の精度については、まだ向上の余地がある、という反省点が残った。
DFである以上、より求められるのは受動的なプレーの精度なので、丸橋にとっては大きな宿題が出来た、悔しい敗戦となった。